2015年06月01日

いよいよ、蓄電池の時代~イシンスマートハウスのお話④。

「ダブル発電」という言葉、お聞きになられたことはありますか?

ダブル発電とは、太陽光発電システムとエネファームというガスで電気とお湯をつくってくれる設備とを組み合わせたもので、太陽光とガスのまさしく「ダブル」で発電します。

エネファームは、給湯器の一種で、ガスから水素を取出し、空気中の酸素と組み合わせて電気を創り出してくれます。その際に熱も出るのでそれでお湯もつくっちゃおうというスグレモノ。

なにか、とても良いもののような気がします。実際、ダブル発電により、一般家庭よりも年間5~6万円の光熱費を削減できるといわれています。

ただ、ダブル発電という響きのよい言葉だけに踊らされてはいけません。あ、だからダブル発電はダメということではありません。それよりも良い選択肢がありますよというお話です。

ダブル発電の場合、最大のデメリットが「太陽光発電の売電による買取価格が6円も下がってしまう」ということです。
実際に弊社でご提案しているお客様でシミュレーションしました(10.4kW搭載)が、6円下がると、年間で8.8万円損することになります。5~6万円光熱費が下がって得したーー!っていうてる場合じゃありません。10年で88万円。これは大きい。

そして、導入コストが200万円くらいになりますから、償却する(元をとる)のに200万を6万で割って。。。

つまり、太陽光発電×エネファームは、「効率的にエネルギーを創ってくれる」スグレモノではありますが、「コストをかけてどれくらいで回収できるか」という費用対効果の面では心もとない、というのが私の結論です。

では、どうすればよいのか。それが太陽光発電×蓄電池・HEMSシステムなんですが。。。以下はまた次回にて。

ちなみに、これまでのお話は以下をご参照ください。

いよいよ、蓄電池の時代~イシンスマートハウスのお話①。
いよいよ、蓄電池の時代~イシンスマートハウスのお話②。
いよいよ、蓄電池の時代~イシンスマートハウスのお話③。

いよいよ、蓄電池の時代~イシンスマートハウスのお話④。



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