埋蔵文化財の試掘。
考古学者に転身したわけではありません。
弊社のある野洲市三上とその周辺は、一言で言うと「田舎」です。そして、開発されずに昔の在所が残っているところというのは「もしかしたら昔の貴重な文化財が埋まってるかも知れない」地域です。
なので、工事を着工する前に、市の埋蔵文化財課というところが試掘しに来ることがあります。
まぁはっきり言って、迷惑です。
何が迷惑って、申請してから試掘に来るまでに何週間とかかることがあり、それを待ってるうちにどんどん工期が遅れるからです。
しかも、その調査費用は市の負担になりますが、いまみたいに年度末になるとその予算を使い果たしていることがあり、2月に申請してるのに次年度の予算でいくから4月まで着工するのを待て。なんて上から平気で言うてきます。
はっきり言って、ナニサマデスカ?って感じです。
もちろん、文化財がでたらそれはそれで協力します。なんてったって歴史マニアですから。きちんと協力するから、あなたたちももっと民間企業のスピード感をしっかり感じ取ってほしい。
はっきり言ってこういう時はゴリ押しです。
無理を押し通します。
だって、お客様が待っているのです。市役所の勝手な理屈になんて付き合ってられません。
結果的に工程通り、本日試掘調査をしてもらいました。
私は思うのです。
「やればできるんやったら、はじめからそうしたらええやん」と。
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