好富施徳。

イシンホーム湖南

2016年02月02日 09:31

近江商人が遺した「三方よし」の心。
昨日は西川利右衛門家の家訓を紹介しました。
「先義後利」(家訓として正しくは先義後利栄)といって、もともとは『孟子』に出てくるそうですが、西川家の家訓には続きがあります。

心書家みならい大ちゃん#40
【好富施徳】

家訓として正しくは「好富施其徳」ですが、四字熟語っぽくしてますし、十分意味もわかるので。

「富を好(よ)しとし、(其の)徳を施せ」

というように、漢文の訓み下しとして読みます。

義理人情をまず第一にして、利益のことはその次でよい。そうして得た利益は社会に還元しなさい。それが商売の肝要なり。といったとこでしょうか。

私も経営者ですが、お金を儲けることが仕事です。
ボランティアではなく、ビジネスとして、利益を上げることが目的です。
そしてそのためには、お客様に喜ばれ、愛され、選んでいただくことが肝要です。

そして、お客様が喜んで「大ちゃんに、イシンホームに頼んで良かったわ(^^)」と言われた、その大きさが「利益」なんだ、と私は思います。

だから、売れるために平気でウソ書いたり盛ったりするような広告は大キライですし、建てたらもう面倒みない、なんていうハウスメーカーや工務店なんかがあったら、1日も早くつぶれてほしい、そう思います。

義理や人情に表れているのは「誠実さ」。
誠実さこそが、富や豊かさを引き寄せる最大の徳目であると思います。




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